第9回全国空手道指導者研修会(主催:(公財)日本武道館、(公財)全日本空手道連盟、(公財)全国高等学校体育連盟空手道専門部、全国中学校空手道連盟、後援:スポーツ庁)が、8月16~18日の3日間、日本空手道会館にて講師・助講師11名、参加者39名が集まって行われました。
この研修会は平成24年度から完全実施された中学校武道必修化の充実に向け、 日本全国で空手道を指導する中学校、高等学校の指導者または部活動指導者(外部指導者を含む)を対象に、我が国固有の伝統と文化に立脚した研修会として実施され、教科体育「空手道」の理解を深め、空手道の授業指導法および専門的な知識・ 技術の充実を図り、もって中学校、高等学校空手道指導者の資質向上に資する目的で行われました。
現在空手道を実施している中学校は250余校(平成30年7月現在)。授業種目としての空手道には、「男女共修、一般体育授業の服装でよい(特別な用具がなくてもできる・低予算)、安全性が高い」など多数利点があり、実施校は着実に増加しています。今回の講習でも、「すでに導入をしている」あるいは「今後導入の考えがある」という保健体育科教員の方々も参加。
2020年東京オリンピックでの空手道の種目採用の勢いも受け、全日本空手道連盟では近年中には300校達成を目指しています。
初日、基本動作の練習(初級クラス)
初日、突きの間合いの練習(初級クラス)
二日目、三人1組での団体形の競技会
開講式での笹川堯・全空連会長の挨拶
開講式での三藤芳生・日本武道館常任理事・事務局長の挨拶
参加者、講師、役員、関係者一同