平成30年度中学校武道授業(空手道)指導法研究事業(主催=日本武道館、全日本空手道連盟、日本武道協議会)が、11月29日より2日間、東京都千代田区の三輪田学園中学校・高等学校(吉田珠美校長)および、同じく千代田区の日本武道館にて、研究者5名、研究協力者4名が集まって行われました。
本事業は、中学校武道必修化の充実に向け、現行学習指導要領に準拠し、年間8~10時間の授業時間想定で、各武道種目の特性を踏まえた指導計画、指導内容、指導法、評価等について、教育効果の上がる武道授業(空手道)指導法の研究をするものです。平成27年度より中学校での空手道授業や運動会や体育祭における空手道演武を視察する形式で行われており、今年度で4回目の実施となりました。
初日の29日は、三輪田学園中学校の空手道授業(保健体育科非常勤講師・喜納真由美先生指導)で、3年生女子生徒による形演武などを視察し、その後は、研究協議として「授業視察の質疑応答」、「女子生徒の武道授業について」と題して協議が行われました。
2日目の30日は、日本武道館大会議室に場所を移し、「体育祭用団体演武マニュアル作成検討」、「空手道授業採用に向けた取組について」、「次年度研究事業について」などの研究協議が行われました。
空手道授業での団体形演武の様子(初日)
開講式で挨拶する有竹隆佐・全日本空手道連盟専務理事
開講式で挨拶する三藤芳生・日本武道館常任理事 事務局長
三輪田学園中学校 保健体育科非常勤講師・喜納真由美先生
小山正辰・研究者(2日目)
体育祭用団体演武マニュアル作成検討の様子(2日目)
役員・研究者・研究協力者の皆さん(初日)