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2025年1月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり、日本空手道会館において18歳以上の全空連女性会員を対象に「令和6年度女性会員対象技術・審判講習会」が開催されました。
1日目の技術講習会は対面のみ、2日目の組手と審判の講習会は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施されました。

開講式で挨拶に立った笹川堯会長は、「女性会員のみなさんの活躍のお陰で、空手のイメージが変わり、性別や年齢にかかわらず共に競い合えるもの、家族みんなで楽しめるものになってきました。健康にもよい空手をみなさんがもっと活躍して普及させてください」と参加者にエールをおくりました。

講習会の1日目「技術講習会」では女性委員会委員の先生方が講師を務め、剛柔流はサイファとセイサン、糸東流はセイエンチンとマツムラローハイ、松濤館流はカンクウダイとカンクウショウ、和道流はセイシャンとニーセーシ、それぞれ四流派の指定形二つを練習しました。
2日目「審判技術」の座学の講師は日本人女性で初めてWKF審判資格をすべて取得した阿部夕姫先生が務めました。
続いて組手講習会とレベル別に分かれて組手審判の実技講習が行われました。

上級者向け審判講習会の講師は、阿部先生が務めました。
選手役の参加者は組手試合で予想される反則や判断が難しいシーンを再現。阿部先生が実戦に即した解説を行いました。
審判をする上での疑問点や判断基準を直接訊ける貴重な機会となり、和やかながらも熱意溢れる講習会となりました。

初心者向け審判講習会は委員長の喜島智香子先生が講師を務め、「審判を体験することは技術の向上につながり、また審判ができる目がある(視点が変わる)ことで試合で勝ちたい子どもたちの指導にも生かせます。ぜひ学んでいただきたいと思います」と参加者を激励しました。

全空連はすべての都道府県で女性委員会(女性部会)の創設を目指しており、活動・設立についての意見交換会が行われました。先行する女性委員会の担当者からの情報提供、設立準備中の担当者から経過報告があり、活発な議論が交わされました。

閉講式の総括で喜島委員長は、「女性委員会は、空手を愛好する方を増やすこと目的としています。空手は健康によく女性にとっても魅力的です。ぜひ生涯スポーツ(生涯空手)として楽しく続けられるよう活動を盛り上げていきましょう」と挨拶しました。

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指定形(剛柔流)島田博江講師

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指定形(糸東流)宇佐美里香講師

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指定形(糸東流)山田ゆかり講師

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指定形(松濤館流)三村由紀講師

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指定形(松濤館流)喜島智香子講師

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指定形(和道流)山本史子講師

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組手講習(実技)迫祐子講師

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審判技術(座学)阿部夕姫講師

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上級者向け審判講習会の様子

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初心者向け審判講習会の様子

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女性委員会の先生方

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1日目(技術講習会に参加されたみなさん)

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2日目(組手審判講習に参加されたみなさん)