12月8日(月曜日)夜に国際オリンピック委員会総会(IOC)において、五輪改革案「アジェンダ2020」が承認されたことを受け、翌9日(火曜日)に記者会見を開きました。
当連盟から栗原茂夫副会長、有竹隆佐専務理事、近藤彰郎常任理事(メディア広報委員会)、そして世界空手連盟から奈藏稔久事務総長(当連盟理事)が出席し、約30社のメディアが取材に訪れました。
また、第42回全日本大会優勝の染谷香予選手、第22回世界大会銅メダリストの植草歩選手も駆けつけました。
会見の中で奈藏事務総長は、空手道のオリンピック種目としての適合性をまとめた資料を提示し、「Flexibility」(柔軟性)、「Genter Equality」(男女共同参画)、「Implementation」(充足=追加投資の必要がない)、「Overcoming Difficulties」(困難の克服=パラリンピックへの可能性)などをキーワードにプレゼンテーションを行ないました。
記者からの質問に染谷選手は「現役として精一杯競技することが、オリンピックに向けて私たちが出来ることだと思う。国際大会で競技する中、良い試合をすれば、国は関係なくたくさんの人が拍手で包んでくれるのが空手道の良さです」と語り、空手道の魅力を真摯にアピールしました。