残心(ざんしん)

武士道には「残心」という考え方があります。これは、戦闘が終わった後にも心を残し、隙を見せず精神を統一することを意味します。つまり「勝負が決してからの心のあり方」といえます。この考え方は空手や武道でも重要です。勝負の結果がどうであっても、礼儀作法を通じて、心を整え、常に油断せずにいることが求められます。