2014年のスポーツ界で最も活躍した選手、チームを表彰する読売新聞社制定の「第64回日本スポーツ賞」。その表彰式が、1月8日東京都内にて開かれ、大賞、オリンピック特別賞、奨励賞に続いて、個人24名、チーム22組に競技団体別最優秀賞が贈られました。
空手道からは、篠原浩人選手が全空連からの推薦を得て受賞しました。
篠原選手は2014年、10月に韓国・仁川で開催された「第17回アジア競技大会・空手道」にて男子組手-67kg級で優勝。アジアのオリンピックと呼ばれる格式高い大会で、日本男子組手に12年ぶりの金メダルをもたらしました。また11月の「WKFドイツ第22回世界空手道選手権大会」でも、男子団体組手の銅メダル獲得に大きく貢献しました。
篠原選手は受賞にあたり「このような賞をいただき、夢のようです。2014年は、多くの方々に支えられていることを改めて深く感じた年でした。おかげさまで初めて個人のタイトルを獲れましたし、アジア競技大会、世界大会など、貴重な経験をさせていただきました。皆さんにもう一度、ありがとうございますと言いたいです」と、語ってくれました。
なお、日本スポーツ賞の大賞はフィギュアスケートの羽生結弦選手、オリンピック特別賞はスキージャンプの葛西紀明選手、奨励賞はテニスの錦織圭選手がそれぞれ受賞しました。
日本スポーツ賞を受賞した篠原浩人選手(右)。有竹隆佐専務理事とともに。