5月5日(祝・日)・6日(祝・月)の2日間、日本空手道会館において2019年度公認全国形審判員講習会・審査会を開催いたしました。新規受審者25名、更新受講者82名が参加。審査員は阪梨學(審査長)、佐藤重徳、前田利明、原口髙司、岡林俊雄の5氏が務めました。
初日は全参加者を対象に、規定講習と第一・第二指定形の形演武を評価する実技講習と試験、また第二指定形の実技講習が行われました。2日目は新規受審者を対象にした筆記による学科試験、第一指定形の実技講習、実技試験の3つが行なわれました。
2020年度から全国形審判資格が新たな制度に変更になることが決まっており、今回、規定講習においてその詳細が阪梨審査長から説明されました。加えて、2019年度から実施されている形競技の点数制新ルールについて、新たな競技規定本をもとに要点の説明がなされました。
評価実技講習では、演武者が各指定形を演武し、参加者と審査員がそれぞれ評価した点数を発表。その後に審査員から各指定形の特徴的な動きや重要ポイントの解説がありました。また新規受審者を対象にした2日目の講習は、各参加者が所属流派以外の形を演武する講習会と審査会が行なわれ、流派ごとの特徴を実際に身体を動かして学びました。