1月11日・12日、日本空手道会館にて令和元年度女性会員対象の技術講習会・審判講習会を開催しました。
本連盟での新春恒例行事となり、今回で6回目となるこの講習会は、公認二段以上の女性会員が対象で11日の技術講習会には54名、12日の組手指導法講習と審判講習会には39名が参加しました。
11日の開講式では、笹川堯会長が「女性会員の皆さま、新年早々、全国各地からお集まり頂きありがとうございます。全空連の発展は、女性会員の皆様の活躍が必要不可欠であります。今回勉強して頂くことを道場などに持ち帰り、広く技術を伝えて欲しい。今後も女性会員の活躍が全空連の活力になっていきます。活躍を期待します」と激励。
開講式に続き、本連盟理事で女性委員会委員でもある防衛大学校 総合教育学群 体育学教育室講師の三村由紀講師が「身体と心、両面からのサポート」と題して座学の講義を行い、その後の技術講習会では、四大流派(松濤館流、剛柔流、和道流、糸東流)の第2指定形講習を行いました。
12日は「体ほぐし」に始まり、続いて行われた「組手の指導法」は、迫祐子講師が習い始めの子どもたち向けの間合いや攻撃・防御の仕方の指導法について説明、その後、小島万記講師による「ルールの説明・注意点」(座学)では、講師自身の受審体験を踏まえながら、講義が行われました。
午後の「審判実技講習」では、初級、中級、上級の3グループに分かれて、実技を行い、技術の向上に努めました。
閉講式で女性委員会委員長の中山三枝先生は、「形、組手、審判の講座を熱心に受講していただき、とても嬉しく思っています。子どもたちへの指導方法や審判員の資格取得など、これを機会に、みなさんが次のステップに上がられることを期待しています」と挨拶しました。
また、今回から0歳から5歳までを対象にした託児室が開設されており、参加しやすい環境づくりが進められています。
開講式にて笹川堯会長が参加者を激励
中山三枝・全空連女性委員会委員長
全空連役員、講師、参加者一同
三村由紀講師
第2指定形講習の様子(和道)
初級グループの「審判実技講習」
「ルールの説明・注意点」(座学)を講義する小島万記講師