2月22日~23日、日本空手道会館において「世界空手連盟(WKF)競技規定セミナー2020」を開催しました。
このセミナーは、1・2級資格審査員や全国・国際大会審判員、各競技団体審判委員会委員などを対象にし、世界空手連盟(WKF)審判委員会委員長のハビエル・エスカランテ氏を講師として招聘して実施。
WKF最新ルールの熟知をし、参加者のさらなる審判員技術の向上、さらに今後の審判技術の流れを学ぶ目的で開催しています。2018年から毎年開催をしており、エスカランテ委員長は3年連続での来日。今回は約200名の参加がありました。
初日は開講式と学科講習を実施しました。学科講習では、エスカランテ氏がスライドを用いて説明。午前は形種目、午後は組手種目において、それぞれWKFで2020年1月1日から実施されている新ルールの内容を中心に、従来との変更点と、運用における注意点が解説されました。
2日目は実技講習を実施。午前は形の実技講習、午後は組手の実技講習をし、実際に参加者が審判員となって、模擬試合を行いました。重要なケースがおこる都度、エスカランテ講師から参加者にアドバイスをする形式で講習が進められました。