11月14日(土曜日)、15日(日曜日)の2日間、大阪市のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて「公認六段位・七段位・八段位審査会」が開催されました。
今回の受審者の資格基準は、
公認六段は、公認五段取得5年以上(2015年12月14日以前取得者)満34歳以上。
公認七段は、公認六段取得6年以上(2014年12月15日以前取得者)満41歳以上。
公認八段は、公認七段取得7年以上(2013年12月15日以前取得者)満50歳以上となっています。
14日、六段位審査の開始式で笹川堯・全空連会長は、「全国各地から多くの方が受審して頂き、ありがとうございます。日本はおろか、世界中で未だに新型コロナウイルスの感染拡大が続いておりますが、そのような状況下においても、今日は皆さんが懸命に練習されたその成果を平常心で発揮して頂いて、全員が合格することを念願いたしております」と激励しました。
14日は六段位審査に61名が受審し、筆記試験、形(指定形一つ・得意形一つ)、組手(自由組手1試合)の審査を実施。毎回、六段位の組手審査は2試合を実施しますが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、前回の東京での審査と同じく組手は1試合となりました。
15日午前は七段位審査に24名が受審し、筆記試験と実技試験(指定形一つ・得意形一つ)に臨みました。15日午後には八段位審査が行われ、25名が受審。実技試験の形二つ(空手競技規定の指定形リスト及び全空連得意形リストから選択)と筆記試験(小論文)が実施されました。
八段位審査の小論文のテーマは「中学校武道必修化により、武道(9種目)は近い将来小学校高学年で実施されると思われる。学校武道は今後の武道人口(空手道)の盛衰に係ることから、学校武道における意義と役割を述べよ」。
受審者は、テーマに沿って今後の空手道の発展のためには、学校武道教育で何をすべきかについて、各自の考えを800字の原稿用紙にまとめました。
審査結果は後日、書面にて個人と所属団体に通知され、本ホームページにも掲載される予定です。
六段位開始式で受審者を激励する笹川堯・全空連会長
佐久本嗣男・審査長の挨拶
六段位組手審査
七段位開始式
八段位筆記試験(小論文)