3月20日(日曜日)~21日(祝日・月曜日)、日本空手道会館において「競技規定講習会」を開催しました。
この講習会は、本年1月から施行のWKF(世界空手連盟)ルールの一部改訂が、日本国内では4月の新年度から実施されることを受け、各都道府県空手道連盟や競技団体空手道連盟の審判委員会委員長などを対象にし、最新ルールの熟知をし、参加者のさらなる審判員技術の向上、各都道府県・競技団体での最新ルールの周知、さらに今後の審判技術の流れを学ぶ目的で実施したものです。
20日・21日ともに31名が参加。両日ともに同一のプログラムで行い、各都道府県をグループ分けし、感染対策を万全にして行いました。
開講式に続いての学科講習では、本連盟審判委員会の高橋和夫委員長がスライドを用いて説明。形種目・組手種目において、従来からの競技規定の改めての注意点を解説。そして、本年4月から改訂される項目の内容を中心に、従来との変更点と、運用における注意点が解説されました。
実技講習では、審判委員会の委員をはじめ、実際に参加者が審判員となって、重要なケースを想定して模擬試合を行い、高橋講師から参加者にアドバイスをする形式で講習が進められました。
挨拶する笹川堯会長
開講式で挨拶する栗原茂夫副会長
学科講習の様子(中央:高橋和夫審判委員会委員長)