9月3日(土曜日)、 日本空手道会館(東京都江東区)において「令和4年度全空連1級・2級資格審査員研修会」を開催しました。
同研修会は公認審判員、公認高段位を審査する審査員を対象に行われているものです。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加者を2班に分け、密な状態を避けるため2日間で行っておりましたが、今年は通常通り1日の開催とし、参加者82名全員が一堂に会しての研修会となりました。
開始式の冒頭、全空連の笹川堯会長が、
「全国各地から志のある皆様にお集まりいただきありがとうございます。皆様は空手道という一生の友を得たことですから、これからもこの大事な友を一生大切にしていって欲しいと思います。そして空手道を通して、これからの日本を支える人を多く育てていってください」と挨拶をしました。
開始式に続いて講義が行われ、前田利明講師から資格審査要領と技術資格についての説明、改定点の確認が行われました。
その後は実技研修に移り、剛柔流(佐藤重徳講師)、糸東流(岡林俊雄講師)、松濤館流(阪梨學講師)、和道流(前田利明講師)の順に全空連基本形と指定形の中から講師が任意に各1つの形を選択し、それぞれその留意点を確認するため、各流派の講師のもと実技講習を行いました。この中では基本形、指定形ともポイントごとに質疑応答がなされました。