このたび当連盟は在ナイジェリア日本大使館を通じ、ナイジェリア空手連盟に中古空手道着約30着を寄贈しました。
人口2億人を数えるナイジェリアでの空手人気は高く、地理的にヨーロッパに近いことからも競技力の伸びしろを持つ国ながら、直近の世界選手権には選手派遣をしていない等、練習拠点づくりや備品の充実、指導者・国際審判員の育成が空手連盟の課題だそうです。ただし、選手の身体的能力は非常に高く、最近はアフリカ選手権で金メダルを獲得するなど、徐々に世界を相手に戦えるまでレベルを上げてきています。
2021年から在ナイジェリア日本大使館と当連盟との間で協力の可能性を協議し、中古空手道着の寄付は今回が2回目となります。日本国内の会員からお預かりした大切な空手道着は、2023年10月7日、日本大使館とナイジェリア空手連盟及び日本企業の賛助で開催された大会「第2回空手道日本国大使杯」の閉会式において、松永一義大使から引き渡されました。
写真提供:在ナイジェリア日本大使館