12月9日、10日の両日、「第51回全日本空手道選手権大会」を開催いたしました。
この大会は、各都道府県空手道連盟・地区協議会、高体連・学連・実業団の代表をはじめとした、国内トップの選手たちが出場する大会。毎年12月に開催をしています。
9日は東京武道館(東京都足立区)において、組手団体戦(男子・女子)の2種目を、10日は日本武道館(東京都千代田区)において、個人戦の形・組手(男子・女子)の4種目を実施しました。
コロナ禍により前年までは一般観客制限を行なっておりましたが、今年4年ぶりに観客制限なく開催することができ、9日、10日両日ともに多くの来場者がありました。10日の日本武道館には、4,378人の入場がありました。
大会の模様は、10日の組手準決勝~形組手の決勝がNHK Eテレで生中継されました。また9日と10日の予選から形の3位決定戦までは、全日本空手道連盟公式YouTube「JKFCHANNEL」で、ライブ配信を行いました。
試合は、組手個人戦・男子は安藤大騎選手、女子は永井カンナ選手がともに初優勝。両選手には天皇盃・皇后盃が授与されました。また、形個人戦・男子は西山走選手が2連覇、女子は大野ひかる選手が4連覇を果たし、文部科学大臣杯・文部科学大臣旗がそれぞれ授与されました。
組手団体戦・男子は香川県、女子は京都府が優勝。両チームには内閣総理大臣杯が授与されました。
【優勝者】
男子組手個人戦:安藤大騎 初優勝
女子組手個人戦:永井カンナ 初優勝
男子形個人戦:西山 走 2年連続2度目
女子形個人戦:大野ひかる 4年連続4度目
男子組手団体戦:香川県 2年連続2度目
女子組手団体戦:京都府 3年連続4度目