全日本空手道連盟では、この度「令和5年度スポーツ庁委託 第1回全国学校空手道コンクール」を開催しました。
このイベントは、空手道を授業で実施している中学校、特別支援学校(中学部)の生徒を対象にし、授業の成果を全国規模で発表する機会として新たに設けたものです。現在、空手道授業を実施している全国581校の中学校・特別支援学校から、19チームにご応募いただきました。
今回のコンクールは、3名〜40名の学級または授業単位での「団体形」の発表とし、それぞれ以下の基準で4種目で行われました。
【種目】
1)中学校の部 ①競技部門 ②創作部門
2)特別支援学校の部 ①競技部門 ②創作部門
【審査の基準】
競技部門/力強さ・スピード・バランス・タイミング・一致性
創作部門/元気よく・楽しそう・チムワーク・気合のタイミング・創造性
予選は動画審査で、応募チームから動画を投稿いただき、審査員による審査を経て、予選を通過した10チームが決勝に臨みました。
決勝は2月24日(土)に日本空手道会館で行われました。会場審査・動画投稿での審査・ビデオ会議システムを使って各学校をオンラインで繋いでのLIVE審査で行われ、各賞が発表されました。
※決勝の模様は全日本空手道連盟公式YouTube「JKF CHANNEL」にて後日公開されました。
全日本空手道連盟では、空手道授業支援プログラムを策定し、ホームページにて公開しています。
空手道の授業では、「形(かた)」という受けや突きなどの空手の技の動きの組み合わせを学び、全身運動を行ないます。また「形」の動きを複数人で合わせて行う「団体形(だんたいかた)」により、協調性を養うことができます。
【空手道授業支援プログラム ウェブサイト「KarateDo!」】
https://www.gakkobudo-jkf.jp