10月29日、自民党本部にて、空手道推進議員連盟の第ニ回総会が開かれました。
当連盟は、菅義偉・内閣官房長官が会長となって6月に発足したもの。『2020年東京オリンピック・パラリンピックでの空手道の正式種目入り』を最大の目的としています。10月28日現在、109名の議員が加盟しています。
今回の総会では、菅会長、高村正彦・最高顧問を始め、多くの加盟議員が集まり、下記の決議案を満場一致で可決。12月8、9日に行なわれるIOC臨時総会で2020年の東京オリンピックでの実施種目の見直しについて議論がなされることを受け、それに向けて、議員連盟が一丸となって働きかけることを決議しました。
今後、菅官房長官の名で関係各所に協力を要請していきます。
具体的活動として、当連盟が実施する署名活動の協力をはじめ、また全日本選手権のポスターを各議員事務所に貼り、PRしたいなどという多くの協力の声をいただきました。
まずは12月の8、9日へ向けた、大きな決起集会となりました。
【決議文全文】
決議
空手はこれまで何度もオリンピック・パラリンピックの実施競技の候補になりながら実現できなかった。2020年のオリンピック・パラリンピック東京開催にむけて本年12月に行われるIOCの臨時総会において実施競技会改革案がまとめられる方向である。
このIOC臨時総会を空手道の正式競技入りの絶好の機会であるととらえ空手道推進議員連盟は「日本の武道『空手道』の2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの正式種目採用に向けた活動を強力に推進する」を改めて決議し、下記の要望について政府並びに関係団体に強く申し入れる。
- 空手道のオリンピック・パラリンピック採用に向けて最大限かつ具体的にIOC並びにJOCに対し働き掛けを行うものとする。
以上
平成26年10月29日
空手道推進議員連盟
会長 菅義偉
【動画:空手道推進議員連盟 第ニ回総会】
本日可決された決議文。空手道推進議員連盟が一丸となって、IOC、JOCへと働きかける
総会場の様子
挨拶する菅義偉・空手道推進議員連盟会長
総会には多数のメディアが駆け付けました。閉会後、笹川会長の囲み取材が長時間にわたって行われ、空手道オリンピック入りへの注目度の高さが見て取れました