• 投稿公開日:2018年8月29日
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8月27日(月曜日)~28日(火曜日)、東京都千代田区の「日本武道館」 第二小道場・大会議室において「平成30年度学校空手道実技指導者講習会」(主催:スポーツ庁・公益財団法人全日本空手道連盟)が開催されました。

この講習会は、平成24年度から導入された「中学校武道必修化」に合わせて、保健体育科の先生方、または部活動指導者(外部指導者を含む)に対し、学校における武道指導の充実を目的として実施されています。平成29年度までは、2月の中旬に実施されていましたが、今年度からより多くの先生方に参加しやすいよう夏休み期間に開催されることになりました。

今回の講習会には、授業として空手道を「すでに導入をしている」あるいは「今後導入の考えがある」という保健体育科教員を含め、全国各地から18名の先生方が参加。
現在空手道を実施している中学校は全国で約260校(平成30年7月現在)。授業種目としての空手道には、「男女共修、一般体育授業の服装でよい(特別な用具がなくてもできる・低予算)、安全性が高い」など多数利点があり、実施校は着実に増加しております。
全日本空手道連盟では、近年中には中学校授業での空手道採用校の300校達成を目指しています。

《講習内容》
(1日目)8月27日(月曜日)
・受付、開講式
・解説「学校における武道指導の在り方」
・講義「空手道授業の素晴らしさとは」~空手道授業の特性について~
・実技 危機管理能力 「空手に先手なし」~受け~

(2日目)8月28日(火曜日)
・講義「空手道授業の実践事例について」世田谷区立東深沢中学校、取手市立取手第二中学校
・実技 チームビルディング 「礼に始まり礼に終わる」~団体形演武~
・閉講式

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開講式で挨拶する日下修次・全空連理事 事務局長

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「学校体育における武道指導の在り方について」と題して解説・講義を行った高橋修一・スポーツ庁政策課教科調査官

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「空手道授業の素晴らしさとは」と題して講義を行った小山正辰・全日本空手道連盟 学校武道推進委員会委員

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危機管理能力 「空手に先手なし」~受け~の実技講師・岩城公二氏(富山市立八幡小学校 校長)

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空手道授業の実践事例についての質疑応答

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2日目、三人一組での団体形の競技会

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2日目の参加者、講師、役員一同