東京五輪追加競技種目決定
これまでの活動
オリンピック競技種目を目指しておこなってきた活動を記しておきます。
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【会報】
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アジェンダ2020発表を受けた全空連の記者会見より
要請活動のようす。下村文科相(1)、舛添都知事(2)、組織委員会の森委員長(3)、JOCの竹田会長(4)に決議文を手渡した。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
アジェンダ2020 可決 開催地に種目提案権
12月8日(月曜日)のIOC臨時総会で「アジェンダ2020」が可決され、オリンピック・パラリンピック東京大会での種目追加と、開催都市による追加種目提案権が認められました。これを受けて全日本空手道連盟では、9日(火曜日)に記者会見を実施。約30社のメディアが取材に訪れました。
会見では、世界空手連盟の奈藏稔久事務総長より、空手道のオリンピック種目としての適合性と魅力を解説しました。ミニマム2日間・最低2種目の開催といったコンパクト化が可能であること、日本武道館で実施するため追加投資の必要がないこと、男女同数で参加できること、パラリンピック種目としても可能性があることなど、空手道が国・性別・宗教をこえて成熟したスポーツであること、世界空手連盟・全日本空手道連盟が運営に対して柔軟な対応を取れる姿勢であるこ
とを強調しました。
都議会、精力的な「要請活動」
東京都議会自民党空手道推進政策研究会では、11月28日(金曜日)に都議会本会議で「2020 年東京大会における野球・ソフトボールと空手道の競技実施を求める議案」が可決されたこと受け、高島直樹会長(都議会議長)が関係各所を訪問、下村博文文科相、舛添要一都知事、組織委員会の森喜朗委員長、JOCの竹田恆和会長らに決議文を手渡し、空手道の採用を強く訴えました。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
都議会 全会一致で空手道の支援を可決
11月28日、東京都議会自民党空手道推進政策研究会(高島直樹会長=都議会議長)が総会を開き、空手道のオリンピック正式種目採用に向けた決議をしました。そのあと開かれた東京都議会定例会議において「2020 年東京大会における野球・ソフトボールと空手道の競技実施を求める」議案を提出し、起立採決の結果、全会一致で可決されました。
空手道は野球・ソフトボールと共に2020年オリンピック・パラリンピック開催地である東京都のバックアップを得ることができました。
また、同意見書は12月2日に舛添要一都知事、下村博文五輪担当相に高島議長より手渡されました。
署名活動60万人突破!
(公財)全日本空手道連盟が進めてきた空手道の正式種目採用を目指す「50万人署名運動」に、12月8日現在、目標を大きく上回る66万4219名の署名が国内外から集まりました。
奈藏氏、香川氏が世界連盟の要職に
11 月にドイツで行なわれた世界空手連盟(WKF)総会・理事会において、全空連の奈藏稔久理事がWKF ナンバー2の要職、事務総長に就任することが決まりました。また、香川政夫氏(日本代表監督)がWKF技術委員長に選任されました。日本人が世界連盟の要職に就いたことは、2020年五輪に向けた期待の現れでもあり、積年の夢「正式種目採用」に向けて日本と世界の強力なタッグが出来上がりました。
議員からも協力の声が多数
10月29日(水曜日)、自民党本部にて、空手道推進議員連盟の第ニ回総会が開催されました。
『2020 年東京オリンピック・パラリンピックでの空手道の正式種目入り』を最大の目的として活動を行っている空手道推進議員連盟には、10月30日(木曜日)時点で110名の議員が加盟しています。
今回の総会では、菅義偉・議連会長、高村正彦・石破茂の両最高顧問を始め、多くの加盟議員が集結。別掲の決議案が満場一致で可決されました。また、12月8日(月曜日)、9日(火曜日)に行なわれるIOC臨時総会で2020年の東京オリンピックでの実施種目の見直しについて議論がなされることを受け、それに向けて、議員連盟が一丸となって働きかけることを決議しました。今後、菅官房長官の名で関係各所に協力を要請していく方針です。
具体的活動として、全空連が実施する署名活動の協力にも積極的なご協力をいただき、また「全日本選手権のポスターを各議員事務所に貼り、PR したい」などの声も多数いただきました。空手道のオリンピック種目入りに向け、全空連・加盟議員が団結しています。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
空手道はアジアのオリンピック種目
アジアオリンピック評議会(OCA)が主催し、4年に一度開催されるアジア地域を対象にしたオリンピック、第17回アジア競技大会が韓国・仁川で開催されました。45の国と地域が参加し、38競技が行なわれました。
空手道競技は1994年の第12回大会から実施されています。今回は10月2~4日に桂陽体育館で開催され、33カ国の代表172選手が出場。各国の応援団が国旗やさまざまな応援グッズで選手を応援し、華やかな会場となりました。
日本はアジア一番のメダル獲得
日本からは8選手がエントリーし、金メダル3つ、銀メダル1つ、銅メダル3つを獲得しました。参加国中一番のメダル獲得になります。
アジア地域の競技レベルは世界においても高く、また近年とくに各国がしのぎを削っていることで急成長を遂げています。今大会の日本選手団の好成績は、2020年の東京オリンピックでも日本選手のメダルラッシュを期待させるものでした。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
第10回を迎えた障がい者競技大会
全日本空手道連盟では2005年より、ハンディキャップを持つ空手道愛好家を対象とした全日本障がい者空手道選手権大会を、毎年開催しています。
本年、記念すべき第10回大会を、10月4日に東京武道館において開催しました。
「基本錬成」と「競技」の2部構成
この大会では、午前中に参加者全員で合同稽古を行なって汗を流し、午後より競技を実施しています。
競技は、車いすの部、聴覚障がいの部など、障がいの種類によって細かく種目を分け、全日本空手道連盟競技規定に則って行なわれます。
本年は、日本全国から84名、延べ149名の出場者が集まり、白熱した闘いを繰り広げました。障がい者空手道がさかんで、都道府県単位で競技大会を開いたり、合同練習を企画している地域もあります。
また、障がい者空手道は世界中に広がりをみせており、2012 年の世界大会(フランス)では、2万人の観客を前に視覚障がいのある男性が「形」のデモンストレーションをし、会場を多いに盛り上げました。
2020年パラリンピック東京大会で空手道競技が正式種目となれば、障がい者スポーツがさらなる発展を見せることでしょう。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
東京五輪での空手採用を関係者一同で目指しましょう。
今年の12月8、9日にモナコで行われるIOC(国際オリンピック委員会)緊急理事会にて、オリンピック正式種目の見直しが再度行われる予定です。
この見直しにより、開催地に競技種目を選ぶ権利が与えられる可能性が大きくなってきました。
この改革案は2020年の東京オリンピックから採用される見込みであり、空手競技のオリンピック正式採用に大きなチャンスです。
(公財)全日本空手道連盟では、衆院両院議員合わせて100名を超える「空手道推進議員連盟」の立ち上げや、東京都議会から58名を集めた「東京都議会自民党空手道推進政策研究会」の立ち上げなど非常に活発な活動を行っています。
それに加え、一人でも多くの空手関係者が一人でも多くの空手関係者では無い日本人に空手の魅力と現状を説明し、自筆の署名を書いて頂きたいとかんがえております。皆で力を合わせ、皆でオリンピックを取りに行くのです。
12月まで余裕はありません。一人でも多くの仲間が積極的に行動してくれることを願います。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
2020 年五輪に関して意見交換
世界空手連盟(WKF)アントニオ・エスピノス会長と、(公財)全日本空手道連盟(JKF)笹川堯会長は9月1日、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長を訪問しました。JKF 栗原茂夫副会長、WKF 奈藏稔久理事も同行しました。
和やかな雰囲気のなか、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に関して意見交換した活気的で意義深い会談となりました。
「空手道競技の開催は意味を持つ」
会談の中でエスピノス会長および笹川会長は、空手道がオリンピック正式種目化に向けて準備を整えていること、ハイレベルな競技大会を保証できることなどを説明。既存の設備で実施でき、充分な競技者数が見込まれ、WKFとJKFが世界規模の競技大会を主催運営するノウハウを充分に持っていることをアピールしました。
そして、日本発祥の世界的スポーツである空手道競技が、2020年東京五輪において象徴的な意味を持つであろうと強調しました。
これに対してJOC 竹田会長は理解を示し、本年12月のIOC臨時総会で五輪に向けたルール改正といった数々の課題が話し合われ、最終決定をみるであろう、との見解を伝えました。
立ち見も出た大会会場。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
空手道のF1「プレミアリーグ」初の日本開催 空手道発祥の地 沖縄で
2014年8月30(土曜日)〜31日(日曜日)、沖縄県立武道館(那覇市)に、45の国と地域から350名をこえる空手道選手・関係者が集まり、「プレミアリーグ沖縄大会」が開催されました。
プレミアリーグとは、世界空手連盟(WKF)が主催し、2011年から行なわれている国際オープン大会で、年間を通じ約10大会が世界各地で開催されています。各国の選手たちは、プレミアリーグ各大会を転戦し、成績に応じて加算されるポイントにより、年間のグランドチャンピオンを目指しています。
日本でプレミアリーグが開催されたのは、今回が初めてのことでした。2011年当初からの願い、空手道発祥の地・沖縄県での開催が実現しました。会場には2日間でのべ6000名の観客が詰めかけ、トルコ、ブラジル、フランス、クロアチア等から来日した招待選手の世界チャンピオンたちの最先端の技や、彼らと日本代表選手たちとの対戦に見入っていました。
世界の有名選手同士の対戦が日本で観られたことはたいへん意義深く、また、日本における空手道人気を改めて印象づける大会となりました。
11月に世界大会
日本からは全日本強化選手(ナショナルチーム)と沖縄県選手団が14種目に出場しました。
ナショナルチームメンバーは11月、本年最大の行事であるWKF第22回世界空手道選手権大会(隔年開催、本年はドイツ・ブレーメン)に挑みます。
世界空手連盟(WKF)代表者が7 月28 日、スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部を訪問し、トーマス・バッハ会長、IOC スポーツディレクターのキット・マッコネル氏と会談。WKF からは、アントニオ・エスピノス会長、(公財)全日本空手道連盟会長の笹川堯氏、WKF 理事の奈藏稔久氏、ドイツ空手道連盟会長のヴォルフガング・ワイゲルト氏が出席。
東京五輪での空手採用に再びチャンス
現在、国際オリンピック委員会(IOC)は東京オリンピック(2020年)における競技種目に関して、再び検討を開始していると前号に書いた。要点としては、総競技参加者数は10,500名以下としながらも、競技種目は柔軟に追加する可能性を示唆していることだ。
さらに、2014年7月19日にIOC 公式ホームページに公開されたニュースによると、開催地が追加競技種目を選択できるようにするかもしれない、という情報が掲載されていた。これらは全て、今年12月の8、9日、モナコで行われるIOC 総会により決議される予定だ。
もし、競技種目が増えることとなり、かつ開催地が競技種目を選択できるとなれば、がぜん空手道にとって明るい兆しといえる。
本紙前号で掲載したように、国会議員有志により「空手道推進議員連盟」が立ち上がったことの意味は大きい。また、大手メディアや新聞に全空連所属選手が取りあげられることが少しづつ増えているが、これは空手道がこれまで以上にメディアに登場し、メジャースポーツとして認知され始めている証拠だ。今は、国内のこの流れをさらに大きなものにすべき時といえる。
そして、今回絶妙なタイミングで空手道競技の世界のトップたちがIOC を訪問し、バッハ会長に直接空手をアピールできたというニュースは、追い風となる。
空手発祥の地である日本の首都・東京で、日本の大切な文化である空手道がオリンピック追加種目となる夢が現実となる可能性は高まっている。国内で空手熱を盛り上げるのは、我々空手に携わる全ての人たちである。個人個人が、五輪採用に向け、少しづつでも空手の良い印象を一層世論に提示し、一丸となる絶好の契機だ。
82名が入会した空手道推進議員連盟。東京五輪を目指し動き始めた。総会には68名が出席。
議連会長に就任した菅氏。
全空連を代表し、笹川堯会長が挨拶。
世界王者・宇佐美里香さんが演武した。
2020年東京オリンピック・パラリンピックで空手道が正式種目化実現を目標に、空手道関係者によって組織した会です。国内外を問わず広く一般社会に向けて、空手道の魅力、ニュース、インフォメーションを発信するとともに、空手道関係者へのフィードバックを通してオリンピックへの意識を高めることとを目的とします。
最大の願い「五輪」へ 議員82名集結
82名の国会議員によって「空手道推進議員連盟」が結成され、6月18日に設立総会が開催されました。議連結成の目的は、日本古来の武道であり世界中で人気を博す空手道のさらなる普及発展、空手道を通じた青少年の健全育成など多岐にわたりますが、なんと言っても一番の目標は2020年東京オリンピック・パラリンピックにおける空手道の正式種目入り。
総会の中では発起人の一人、菅義偉内閣官房長官が「私自身、大学時代に空手道を通じて鍛えた精神が、今役に立っています。空手道の発展と五輪という2つの目標に向かって邁進したい」と挨拶。竹下亘氏より設立趣意・規約の説明、続いて役員人事が行なわれました。結果、菅氏が会長、高村正彦氏と石破茂氏が最高顧問、竹下氏が幹事長、佐藤正久氏が事務局長、笹川博義氏が事務局次長に就任しました。
また、全日本空手道連盟を代表して笹川堯会長が「議員連盟の発足は長年の願いでした。世界空手連盟のアントニオ・エスピノス会長も、大変喜んでおります」と感謝の意を述べました。
五輪種目見直しの動き 最大のチャンス
国際オリンピック委員会(IOC)では、トーマス・バッハ会長の就任以降、夏季大会の競技種目数を再検討する動きがあり、この好機を逃すまいとばかりに設立した空手道界初の議連。空手道は過去3度、五輪正式種目選考の俎上に上がりながらも、あと一歩届かず落選している。五輪の自国開催に加え、心強い「応援団」が結成されたことで、悲願達成に向けて帆を張る空手道界に、追い風が吹くことでしょう。
議連発足は全空連の歴史の中で重要な出来事でした。